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江戸川区の水害・台風リスクと外壁・屋根メンテナンス|ハザードマップから考える住まいの守り方

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2026.10.27

江戸川区の水害・台風リスクと外壁・屋根メンテナンス|ハザードマップから考える住まいの守り方

はじめに

「最近、線状降水帯や台風のニュースが多くて心配」「うちの屋根や外壁は大雨に耐えられるのだろうか」。江戸川区にお住まいの方から、こうしたご相談をいただくことが増えています。

この記事では、江戸川区の公式ハザードマップをもとに地域の水害リスクを整理し、大雨や台風から住まいを守るための外壁・屋根メンテナンスを、地元の外壁塗装店ケイトホームが解説します。

江戸川区はなぜ水害リスクが高いのか

江戸川区は、荒川や江戸川など大河川の最下流に位置しています。さらに、荒川・江戸川・東京湾に囲まれ、区の陸域の7割が「ゼロメートル地帯」(満潮時の水面より低い土地)です。

出典:江戸川区水害ハザードマップ概要版

区のハザードマップでは、江戸川区で起こり得る水害を次の3つに分けて説明しています。

水害の種類

どんなときに起きるか

内水氾濫

区内や周辺に大量の雨が降り、排水が追いつかずに市街地に水があふれる

河川氾濫

関東地方に雨が降り続き、区内で雨が降っていなくても、下流の河川があふれる

大規模水害

超巨大台風による高潮と、複数河川の氾濫が同時に起きる

特に注意したいのは「河川氾濫」です。江戸川区の上空が晴れていても、上流で降った雨が下流に集まって川があふれることがあります。線状降水帯のように同じ場所で強い雨が続く現象は、内水氾濫と河川氾濫の両方につながります。

水害というと「浸水」を思い浮かべがちですが、住まいへの影響はそれだけではありません。長時間の強い雨と風は、外壁や屋根のわずかな傷みから建物の内部へ水を入り込ませます。浸水しない地域や高い階に住んでいても、外壁・屋根の備えは欠かせません。

ハザードマップで自宅のリスクを確認する方法

江戸川区は2025年7月に「江戸川区水害ハザードマップ」の第2版を公表しました。概要版は区内の全戸に配布されています。手元にない場合も、区のホームページからPDFで確認できます。

出典:江戸川区水害ハザードマップ第2版

まず見るのは「地区別マップ」

自宅の浸水の深さは、すべての浸水想定を重ね合わせた「地区別マップ」で確認できます。中央・小松川・葛西・小岩の地区ごとに分かれています。

出典:地区別マップ

確認しておきたい3つのポイント

  1. 想定される浸水の深さ:自宅の何階まで水が来る想定か

  2. 浸水が続く時間:水が引くまでどれくらいかかる想定か

  3. 建物が流される危険:流れが速く、木造家屋が倒壊するおそれがある区域か

区のハザードマップでは、浸水深より自宅の階数が低い場合、木造家屋が倒壊するおそれがある区域の場合、浸水が長く続く場合は、自宅にとどまれないと案内しています。

出典:江戸川区水害ハザードマップ概要版

避難の判断は、ハザードマップと区の避難情報に従ってください。この記事では、そのうえで「家そのものをどう守るか」という住まいのメンテナンスの視点をお伝えします。

ーケイトホームよりー

ご自宅の浸水想定がわかると、どこを優先して点検すべきかも見えてきます。浸水の心配が少ない地域でも、雨漏りや強風の被害は起こります。ハザードマップを見ながら、気になる箇所をご相談ください。

線状降水帯・台風で外壁・屋根に起きる被害

線状降水帯とは

線状降水帯は、発達した雨雲(積乱雲)が列をなし、数時間にわたってほぼ同じ場所に強い雨を降らせる現象です。

出典:気象庁「予報が難しい現象について(線状降水帯による大雨)」

気象庁は2026年5月下旬から、発生の2〜3時間前を目標に知らせる「線状降水帯直前予測」の運用を始めています。

出典:気象庁 報道発表「線状降水帯直前予測の運用開始について」

予測が出てから家の補修をする時間はありません。だからこそ、雨のシーズン前の点検が大切です。

大雨・台風で起きやすい住まいの被害

大雨・台風で雨水が入りやすい住宅の5か所(屋根の棟板金、外壁、窓まわり、ベランダ、雨樋)を示した図

部位

起きやすい被害

原因になりやすい劣化

屋根

雨漏り、屋根材のずれ・飛散

屋根材のひび・割れ、棟板金の浮き・釘の緩み

外壁

壁内部への雨水の侵入

外壁のひび割れ(クラック)、塗膜の劣化

目地・窓まわり

サッシまわりからの雨漏り

コーキング(シーリング)のひび・痩せ・剥がれ

雨樋

あふれ、外れ、破損

落ち葉や泥の詰まり、金具の緩み

ベランダ・バルコニー

室内への浸水

防水層の劣化、排水口の詰まり

台風のときは、雨が横から吹きつけます。普段の雨では問題にならない小さなひび割れや隙間からも、水が入り込みやすくなります。

雨漏りは「見えないところ」から進む

外壁や屋根から入った水は、すぐに室内のシミとして現れるとは限りません。壁の中や屋根裏で、断熱材や柱・下地材を少しずつ傷めていきます。気づいたときには、塗装だけでは直せず、大がかりな補修が必要になるケースもあります。

(内部リンク:外壁のひび割れ記事 /column/gaiheki-edogawaku-hibi、コーキング記事 /column/gaiheki_caulking)

雨・台風シーズン前にできるセルフチェック

地上やベランダから見える範囲で、次の項目を確認してみてください。屋根に登るのは危険なので、絶対にやめてください。

☐

外壁に髪の毛ほどのひび割れ、または幅のあるひび割れがないか

☐

外壁を手で触ると白い粉がつかないか(チョーキング)

☐

窓まわりや外壁の継ぎ目のコーキングに、ひびや隙間、剥がれがないか

☐

屋根材のずれや欠け、棟板金の浮きが地上から見えないか

☐

雨樋が傾いていないか、落ち葉や泥が詰まっていないか

☐

ベランダの排水口が詰まっていないか、床にひびや膨れがないか

☐

室内の天井や壁、窓枠の近くにシミやカビがないか

ひとつでも当てはまる場合は、大雨や台風の前に専門家の点検を受けることをおすすめします。

【関連記事】

水害・台風に強い住まいにするメンテナンス

ひび割れ・コーキングの補修

雨水の入口になりやすいのが、外壁のひび割れとコーキングの劣化です。小さいうちに補修すれば、費用も工期も抑えられます。

防水性の高い塗料での塗り替え

外壁塗装の役割は、見た目をきれいにすることだけではありません。塗膜が雨水をはじき、外壁材そのものを守ります。塗膜が劣化すると、外壁材が水を吸いやすくなります。塗り替えの時期が近い場合は、雨の多い季節の前に検討すると安心です。

【関連記事】

屋根の板金・固定の点検

台風の強風では、棟板金の浮きや釘の緩みが屋根材の飛散につながります。飛んだ屋根材は、ご近所への被害の原因にもなります。屋根塗装のタイミングで、固定部分もあわせて点検しましょう。

【関連記事】

雨樋・ベランダ排水の掃除

雨樋や排水口の詰まりは、大雨のときに水があふれる原因になります。秋は落ち葉が増える時期なので、台風シーズンの前後に掃除しておくと効果的です。

大雨・台風で被害を受けたときの対応

  1. 身の安全を最優先にする:雨や風がおさまるまで、屋根や高所の確認はしない

  2. 被害の写真を撮る:屋根・外壁・室内のシミなどを、日付がわかる形で記録する

  3. 応急処置を相談する:雨漏りがある場合は、ブルーシート養生などを専門業者に依頼する

  4. 保険会社・代理店に連絡する:火災保険で補償される場合があるため、契約内容を確認する

「保険で無料で直せる」という勧誘に注意

台風などのあとには、「保険金を使って自己負担なく直せる」と訪問してくる業者とのトラブルが起きています。国民生活センターは、すぐに契約せず、まず保険会社や保険代理店に相談するよう呼びかけています。また、損害保険は自然災害などによる損害が対象で、経年劣化による損害は対象外です。

出典:国民生活センター「『保険金で住宅修理ができる』と勧誘する事業者に注意!」

火災保険を使った修理の詳しい流れは、こちらの記事で解説しています。

【関連記事】

江戸川区の外壁塗装で火災保険を使う方法【適用条件と注意点】※執筆中

よくある質問

Q. 浸水の心配が少ない地域でも、外壁や屋根の点検は必要ですか?

A. 必要です。強い雨や風による雨漏り、屋根材の飛散は、浸水の有無に関係なく起こります。ハザードマップで浸水の想定が浅い地域でも、外壁・屋根の点検をおすすめします。

Q. 点検に適した時期はいつですか?

A. 梅雨や台風シーズンの前が理想です。台風のあとに、被害がないか確認する点検も大切です。

Q. 雨漏りしてから塗装すれば直りますか?

A. 雨漏りの原因によっては、塗装だけでは直りません。原因箇所の補修が必要です。まずは点検で原因を特定することが大切です。

Q. 点検だけでも依頼できますか?

A. はい。ケイトホームでは、外壁・屋根の点検とお見積りを無料で行っています。しつこい営業は一切いたしません。

まとめ

江戸川区は区の陸域の7割がゼロメートル地帯で、大雨や台風への備えが欠かせない地域です。まずは区のハザードマップで自宅のリスクを確認し、避難の計画を立てておきましょう。

そのうえで、雨水の入口になりやすい外壁のひび割れやコーキング、屋根の板金を、雨のシーズン前に点検しておくことが住まいを守る近道です。

▶ 江戸川区の外壁・屋根の無料点検は、地元のケイトホームへ。

お電話:03-6638-9138(受付 月〜土 9:30〜19:00)/LINE・お問い合わせフォームからもご相談いただけます。

参考リンク(出典)

記事末尾に「参考」として掲載してください。すべて2026年10月2日に内容を確認しています。

出典

発行元

記事内で使った内容

江戸川区水害ハザードマップ第2版(2025年7月公表)

江戸川区

ハザードマップ第2版の公表、PDFでの閲覧

江戸川区水害ハザードマップ概要版

江戸川区

陸域の7割がゼロメートル地帯、3つの水害の種類、自宅にとどまれない条件

地区別マップ

江戸川区

地区ごとの浸水深の確認方法

2025年7月23日 江戸川区水害ハザードマップ概要版を31日から全戸配布

江戸川区

概要版の全戸配布

予報が難しい現象について(線状降水帯による大雨)

気象庁

線状降水帯の説明

線状降水帯直前予測の運用開始について

気象庁

2026年5月下旬からの直前予測の運用

「保険金で住宅修理ができる」と勧誘する事業者に注意!

国民生活センター

保険金を使った住宅修理の勧誘トラブル、経年劣化は対象外

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著者

ケイトホーム 塗装コラム編集部

江戸川区・足立区を中心に、外壁・屋根塗装やカバー工法を手掛ける株式会社ケイトホームのコラム編集部です。現場で活躍する熟練職人や、耐震診断士の資格を持つスタッフが監修。塗装選びで失敗しないための正しい知識や、長持ちさせるメンテナンスのコツを分かりやすくお届けします。

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