Column
塗装コラム
外壁塗装・住まいのプロが教える、
失敗しないためのお役立ち情報。



外壁塗装
【船堀】水辺と駅前が近い家の外壁塗装|カビ対策・塗料選びと費用
外壁塗装

江戸川区の船堀は、都営新宿線の船堀駅を中心に、区のランドマークであるタワーホール船堀がそびえる街です。1999年に開館したタワーホール船堀は高さ115mの展望塔を備え、地上103mの無料展望室からは東京の街並みを360度見渡せます。駅周辺には中高層の商業施設やマンションが並び、少し歩くと戸建て住宅が中心の落ち着いた住宅地が広がります。
船堀の街は、水辺とも深く結びついています。かつて行徳の塩を運ぶ「塩の道」として使われた新川は、現在は新川千本桜として両岸に桜並木と遊歩道が整備され、船堀二丁目付近から東へ続いています。また、一之江境川親水公園は一之江一丁目から船堀七丁目まで約3.2kmにわたって流れ、江戸川区の資料でも船堀は「駅周辺のにぎわい」と「親水公園沿いの緑豊かで落ち着いたまちなみ」を併せ持つ地域として紹介されています。
この記事では、江戸川区南篠崎町に拠点を置く地域密着の塗装会社ケイトホームが、船堀エリアの住環境と外壁・屋根の関係、劣化サイン、費用相場、塗料・色の選び方、工事中の近隣配慮までを解説します。
船堀の住環境が外壁・屋根に与える影響
船堀の戸建て住宅で外壁・屋根のメンテナンスを考える際、意識しておきたい要因は次の3つです。
新川・親水公園・荒川に囲まれた水辺の湿気
船堀は、西側を荒川・中川が流れ、南側には新川、街の中には一之江境川親水公園が通る、水辺の多いエリアです。「塩の道」だった新川の歴史が示すように、船堀は昔から川や水運とともに形づくられてきた街といえます。
江戸川区は陸域の約7割が満潮時の水面より低い「ゼロメートル地帯」とされ、船堀も低地に位置します。川や水路が近い住宅では、梅雨や秋の長雨の時期に外壁が乾きにくく、北面や水辺側の壁にカビ・コケ・藻が発生しやすい傾向があります。親水公園や桜並木に面したお住まいは、緑と水辺の心地よさがある反面、落ち葉や花びらが雨どいに詰まりやすい点にも注意が必要です。
駅周辺の中高層建物と戸建てが隣り合う街並み
船堀駅の周辺には中高層のマンションや商業施設が多く、その周りを戸建て住宅が囲む街並みになっています。高い建物の近くにある戸建ては、時間帯によって日陰になりやすく、建物の面ごとに日当たりや乾き方が大きく変わります。
日当たりが良い面では紫外線による色あせやチョーキングが進み、日陰になりがちな面ではカビやコケが目立つといったように、同じ家でも傷み方に差が出やすくなります。また、ビルの間を抜ける風が強く当たる場所では、屋根の棟板金や雨どいに負担がかかることもあります。外壁を点検する際は、四面それぞれの状態を確認することが大切です。
船堀街道・新大橋通りなど幹線道路の交通環境
船堀エリアには船堀街道や新大橋通りといった幹線道路が通り、バスやトラックなどの交通量も多い地域です。新大橋通りは船堀橋で荒川・中川を渡り、江東区方面へとつながっています。
交通量の多い道路沿いの住宅では、排気ガスやタイヤ・ブレーキの粉じんが外壁に付着し、窓まわりの雨だれ跡や黒ずみとして残りやすくなります。大型車の通行による振動が、モルタル外壁の細かなひび割れにつながることもあります。道路に面したお住まいは、汚れにくい塗料を選ぶことで、きれいな状態を長く保ちやすくなります。
船堀の住宅で見られる劣化サインのチェック
次のような症状が見られたら、塗り替えを検討するタイミングです。船堀の住環境と照らし合わせて確認してみてください。
劣化サイン | 症状 | 船堀での要因 | 対応 |
|---|---|---|---|
チョーキング | 外壁を触ると白い粉が付く | 日当たりの良い面の紫外線 | 塗膜の寿命のサイン。塗り替えを検討 |
カビ・コケ・藻 | 北面や水辺側の壁が緑・黒に変色 | 新川・親水公園・荒川に近い湿気、周囲の建物による日陰 | 洗浄+防カビ・防藻性塗料で塗装 |
ひび割れ(クラック) | モルタル外壁の線状の割れ | 築年数の経過、幹線道路の交通振動 | 補修したうえで塗装 |
黒ずみ・雨だれ | 窓下や道路側の壁の汚れ | 船堀街道・新大橋通りなどの排気や粉じん | 低汚染性の塗料を選ぶ |
シーリングの劣化 | サイディング目地のひび・すき間 | 湿気と寒暖差、日当たりの差 | 打ち替え・増し打ち |
雨どいの詰まり・ゆがみ | 雨水があふれる、といが傾く | 桜並木や街路樹の落ち葉・花びら、強風 | 清掃・補修、塗装時に付帯部も点検 |
見落としがちなのが、ベランダやバルコニーの床、笠木(手すり壁の上部)まわりです。水辺に近く湿気の多い環境では、防水層のひび割れや笠木のすき間から入った雨水が、外壁の内側や下の階の天井を傷める原因になることがあります。外壁の塗り替えとあわせて、ベランダ防水の状態も確認しておくと安心です。
外壁塗装は前回の塗装から10年前後がひとつの目安といわれますが、水辺や道路に面した壁は傷みが早いこともあります。年数だけで判断せず、実際の状態を見て判断するのがおすすめです。
屋根の上などご自身で確認しにくい場所は、無理に上らないようにしましょう。ケイトホームでは無料の現地調査で、外壁・屋根の状態を確認したうえで、必要な工事をわかりやすくご説明しています。
船堀で外壁塗装をする場合の費用相場
以下はケイトホームの参考価格です。2階建て・外壁のみ・足場代と工事費込みの目安で、建物の形状や劣化状況、付帯部の量などによって変わります。
建物の大きさ | シリコン | ラジカル | フッ素 | 無機 |
|---|---|---|---|---|
20坪 | 65〜90万円 | 70〜100万円 | 85〜115万円 | 100〜130万円 |
30坪 | 85〜120万円 | 90〜130万円 | 105〜150万円 | 120〜170万円 |
40坪 | 100〜140万円 | 110〜150万円 | 125〜175万円 | 145〜200万円 |
屋根を同時に塗装する場合は、+20〜40万円程度が目安です。足場の設置が1回で済むため、外壁と屋根を別々に工事するより総額を抑えやすくなります。足場を組んだタイミングで、雨どいや破風板、軒天などの付帯部もまとめてメンテナンスしておくと効率的です。
なお、江戸川区では外壁塗装だけを対象にした助成制度は限られており、内容も年度によって変わります。最新の情報は区の公式情報でご確認ください。詳しくは江戸川区の外壁塗装に使える助成金・補助金のコラムでも解説しています。
船堀の家に合う塗料・色の選び方
水辺と街の両方の顔を持つ船堀では、お住まいの立地に合わせて塗料を選ぶことが大切です。
水辺に近い住宅は防カビ・防藻性を重視:新川や親水公園の近く、日陰になりやすい面がある住宅は、防カビ・防藻性能のある塗料を選ぶとコケや藻の再発を抑えやすくなります。
道路沿いは低汚染性の塗料:ラジカル制御形塗料、フッ素、無機塗料などは汚れが付きにくく、雨で汚れが流れやすいため、幹線道路沿いに向いています。
日当たりの差が大きい家は耐候性の高い塗料:面ごとに紫外線の当たり方が違う住宅では、耐候性の高い塗料を選ぶことで、劣化の差を小さくしやすくなります。
屋根は遮熱塗料も検討:夏の日差しを強く受ける屋根には、室温の上昇をやわらげる遮熱塗料という選択肢もあります。
色選びでは、新川千本桜や親水公園の緑が身近な住宅地であれば、ベージュやアイボリー、グレージュなど自然になじむ色が人気です。駅周辺のマンションや店舗が多い場所では、ライトグレーやネイビーを組み合わせたモダンな配色も街並みに合わせやすいでしょう。真っ白や濃い黒は汚れや色あせが目立ちやすいので、カラーシミュレーションや塗り板サンプルで実際の見え方を確認しておくと安心です。
業者選び・工事中の近隣配慮
船堀は、マンションや商業施設、戸建て住宅が近い距離で並び、駅周辺は人通りも多いエリアです。工事をスムーズに進めるためには、近隣への配慮ができる業者を選ぶことが欠かせません。
人通りの多い場所での安全対策:駅周辺や通学路に面した住宅では、歩行者の安全を確保する誘導や足場まわりの対策ができるか。
マンション・店舗への飛散防止:隣接するマンションのベランダや駐車場、店舗の出入口などへの塗料の飛散を防ぐ養生が考えられているか。
作業車の駐車と搬入計画:幹線道路や交通量の多い道に面した住宅では、作業車の駐車場所や資材の搬入時間を事前に検討しているか。
近隣へのあいさつと工程の共有:着工前に工事期間や作業時間をご近所に伝えてくれるか。
工事中の報告:毎日の作業内容を施主に伝えてくれるか。
ケイトホームでは、施工中の作業内容を毎日動画で撮影し、LINEなどでご報告しています。お仕事などで日中ご不在の方も、工事の進み具合を手元で確認できます。
船堀で考えたい水害・台風への備え
江戸川区の水害ハザードマップでは、大規模な水害の際に区内の広い範囲で浸水が長期間続く想定が示されており、江東5区では区外への広域避難の考え方も示されています。荒川・中川や新川に近い船堀でも、ご自宅の想定浸水深や避難先を、区のハザードマップで確認しておきましょう。
住まいの面では、台風シーズンの前に屋根の棟板金や雨どい、外壁のひび割れやシーリングのすき間を点検し、必要に応じて補修しておくことで、雨漏りや強風による被害を抑えることにつながります。詳しくは江戸川区の水害・台風に備える住まいのメンテナンスのコラムもご覧ください。
まとめ:船堀の住まいは「水辺・街並み・交通」に合わせたメンテナンスを
船堀は、タワーホール船堀を中心としたにぎわいと、新川千本桜や一之江境川親水公園の水辺・緑が身近にある、暮らしやすい街です。その一方で、水辺の湿気、中高層建物による日当たりの差、幹線道路の排気や振動など、外壁・屋根の傷みにつながる要因も重なりやすい環境です。
水辺や日陰側の壁は、カビ・コケの発生をこまめにチェック
道路沿いの外壁は、低汚染性の塗料で汚れにくく
落ち葉や花びらが多い場所は、雨どいの詰まりにも注意
足場が1回で済む外壁・屋根の同時塗装で、効率よくメンテナンス
江戸川区の外壁塗装ならケイトホームにお任せください。南篠崎町に拠点を置く地域密着の塗装会社として、船堀の住環境やお住まいの立地に合わせたご提案を心がけています。外壁や屋根の汚れ、ひび割れが気になったら、まずは無料の現地診断・お見積もりからお気軽にご相談ください。
著者
ケイトホーム 塗装コラム編集部
江戸川区・足立区を中心に、外壁・屋根塗装やカバー工法を手掛ける株式会社ケイトホームのコラム編集部です。現場で活躍する熟練職人や、耐震診断士の資格を持つスタッフが監修。塗装選びで失敗しないための正しい知識や、長持ちさせるメンテナンスのコツを分かりやすくお届けします。





